ハシブトガラス

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市街地に広く分布し、人間が出したゴミをよくあさって食べている。冬は大きな群れで行動することがあり、電線に大量に並んでいる姿を見かける。川や池沼の浅い所で水浴びもするが、意外と長く丁寧。

名前の通りクチバシが太く、半ばから先端に掛けては上のクチバシがかなり曲がっている。頭が盛り上がり、額が前に出ているように見えるのも特徴。体を前に突き出して「カーァカーァ」と鳴く。これらがハシブトガラスハシボソガラスを見分けるポイント。

ハシブトガラスハシボソガラスともその性質から害鳥として厄介者にされ、ワナでケガをしている個体もいる。ただ人が道端に捨てたゴミを処理してくれている最終消費者であることも事実で、適切な付き合い方を考える必要もありそうだ。

この鳥について

カラス科/全長56〜57cm/留鳥

見られる場所と時期